【制作工程】裁断について

2012年08月10日




【制作工程】裁断について





■裁断

皮は動物の体から、はいだままでは腐ってしまいます。皮(原皮)を 腐ったり変質しないように
加工することを、「なめし」といい、そこではじめて皮から革になります。

繊維の方向や見た目のバランスを考え一枚ずつ裁断していくわけですが、
もちろん機械などは一切使わず、革包丁1本で裁断していきます。

革は一枚であっても使える部分は限られます。
部位によって固い部分もありますし、逆に柔らかい部分もありますので、
作る製品によって適した部位を使い分けるわけですが、
それでもどうしても捨ててしまう小さな革には、必ず敬意を払うよう心掛けています。
なぜなら革は動物の皮であり、
そこには血スジや傷など当然動物たちが生きた証があるわけですから。


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Posted by plusonehotaru at 11:03 │制作工程